しあわせの扉

毎日起こる何気ない出来事をお伝えします。

子猫と新しく生活をスタートする時には・・・お部屋編

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子猫を迎え入れる前に準備しておくこと

今まで猫と生活をしていた人も油断は禁物

かわいい子猫を迎え入れることが決まったら、うれしさい気持ちで心が一杯になってしまいます。 我が家では子猫との生活を考えてばかりいたため、準備が終わる前に迎え入れる当日になってしまいました。

準備と言っても、先住猫のチッチと21年間も一緒に生活してきた私達です。部屋などもこのままの状態で大丈夫だろうと 油断してしまい、しっかりと準備をしていませんでした。

チッチと生活していた頃から脱走防止用に施した対策は、そのままの状態にしてあります。ご飯を与える食器やキャットフードなどは購入してあるので、 準備もそこそこで迎えてしまったのでした・・・

部屋の隅々まで点検しておきましょう

長年チッチと生活をしていたので、猫のことはほとんど知っていると考えていたのが大きな間違えでした。子猫の行動パターンは様々で、好奇心の任せるまま部屋中を走り回ります。部屋の隅でカサカサと何かをやっている様子だったので、近くに行き驚いてしまいました。部屋に敷いてあるカーペットの隅の部分が少しほつれ糸が出ている状態になっていて、新しい家族になった子猫はその糸を見つけてしまいおもちゃのようにジャレついている状態でした。

ジャレついている様子はかわいらしいのですが、そのままの状態にしておくことはできません。糸が途中から切れてしまったら、飲み込んでしまうことも考えられます。糸などにジャレつき誤食などしてしまうことは、子猫だけではなく大人の猫でもよくあることです。

カーペットがほつれていて糸などが出ている場合は、ハサミなどを使ってすぐにその部分を切り取ることが大切です。子猫の二人は、リビングの中でキャリーバッグから出してあげたら部屋中を探検しまわりました。ピョンピョンとジャンプしながら楽しそうに遊んでいると思っていたら、リビングの隅の方で何やらガサゴソと!気になって近くに行くと、カーペットから出ていた糸に気がついて遊んでいたのでした!

噛みついたり引っ張ったりしていましたが、子猫の力は弱いので切れることがなかったようです。もう少し力が強くなっていたとしたら・・・。歯で噛み切り、口の中に飲み込んでいたかもしれません

糸くずくらいと油断してはいけません!

「糸くずくらい」と簡単に考えてはいけません!糸くずのような細いものでも、体の中に飲み込んでしまったら危険なので油断は禁物です!胃や腸の中にたまった状態になると、気持ち悪くなったり食欲などがなくなったりしてくることも。ウンチと一緒に体の外へ排出できればよいのですが、腸の中でからまりお尻から糸が顔を出していることもあるそうです。

この時に気をつけなければいけないことは、糸くずがお尻から見えていても力を入れて引き出してはいけないということです。腸などにからまった状態になっていることもあるため、何も考えずに引っ張り出してしまうと・・・。腸などを傷つけてしまうため、動物病院などに相談する方が無難です。

家電製品や家具などを動かす場合

子猫が来てからでは作業が大変です

子猫が生活をスタートする予定になっている部屋などは、なるべく迎え入れる当日までに片付けや掃除などをしておく方がよいですよ。我が家の場合では、二人の子猫はリビングで生活をしています。迎え入れる当日までに片付けなどをしておいたつもりですが、今まで猫と一緒に生活をしていたからと油断をしていました。テレビなどの家電製品や家具などはそのまま置いておいたため、チョットした隙間などに入り込み大変な思いをしてしまいました。

家電製品は当たり前のことですが、使うためには電気が必要ですよね。我が家でも部屋にあるコンセントまで電気コードを伸ばして接続していましたが、このコードに噛みついたりしてしまい危ない思いをしました。子猫にとって初めて見る電気コードは、細長いおもちゃのように見えるのかもしれません。何度引き離しても電気コードに近寄り、生え始めたばかりの歯で思いっきり噛みついてばかりいます。電気コードを体に絡みつけてジャレついたりもしするので、感電などをしたら一大事です。

このままでは子猫が危険なので、リビングにある家電製品は必要最小限の物を残して他の部屋へ移動させました。テレビなどリビングに置いておく家電製品は、コンセントカバーや配線カバーなどを使い噛まれないように工夫しています。コンセントカバーなどは、近くのホームセンターなどで手に入れることができます。

これくらいは大丈夫!・・・は危険です!!

気をつけなければいけないことは、

「これくらいならコードが出ていても大丈夫だろう。」

と簡単に考えないことです。子猫は面白い物を見つける天才なので、隠し忘れたコードなどをいとも簡単い見つけだしてしまいますよ!子猫たちは、「大丈夫だろう。」と油断していた個所をすぐに見つけ出し、「カジカジカジ・・・」と力いっぱい噛みついていました。慌ててケーブルカバーなどを購入して隠したので、事なきに終わりホッとしました。

家具などを移動させる時は足元に注意!

「置いておいても大丈夫。」だと考えていた家具類も、いざ生活をスタートすると邪魔になってしまうこともあります。子猫の遊ぶ姿を見ていたら、リビングに家具が置いてあると邪魔になることに気がつきました。なるべく思いっきり遊ばせてあげたかったので、テーブルとテレビを残して他の家具などは別の部屋に移動させることに。移動させる作業を始める時に、ちょっとした問題が発生しました。

子猫がいなければすぐに作業がスタートできましたが、家具を動かそうとしていると足元に走り寄りジャレついてきます。二人にとって遊んでいるようにしか見えないらしく、引き離してもすぐに駆け寄り遊びを再開してしまいます。近くにいないと油断していると、勢いよく走り寄ってくるので踏みつぶさないか心配になりました。結局、子猫たちにはキャリーバッグの中に入ってもらい、家具の移動が終わるまで我慢してもらいました。

子猫を迎え入れる前に移動しておきましょう

子猫を迎え入れてからでも作業はできますが、前もってやっておく方が簡単に片づけることができますよ。子猫はとても小さいので、どこに隠れているのかわかりにくいこともあります。誤って踏む付けてしまったら・・・ケガをさせてしまうことにもなりかねません。子猫たちはカーテンの後ろやクッションの下などに隠れているので、リビングの中を歩くだけでも大変でした・・・

どうしても作業をしなければいけない時は、子猫を他の部屋に移動させておくかケージなどの中に避難させておいた方がよいでしょう。子猫がケガなどをする心配がなくなり、作業自体も効率よく進めることができます。

部屋に植物などが置いてあると

ユリなどの花は、子猫だけではなく猫の体に害がある植物として有名です。子猫は揺れ動く葉ななどに興味津々で、すぐに噛みついてしまい食べてしまうこともあります。中毒などを引き起こしては大変なので、子猫に害がある植物などは移動させておきましょう!

ちなみに、我が家のリビングにあった植物は、全て他の部屋に移動させています。植物自体には害がなくても、遊んでいる時に体当たりなどをして倒してしまうと考えたからです。倒さないか心配をするよりも、ない方が子猫にとって安全だと思います。

窓から外へ出られないようにしましょう!

窓のロックや網戸のチェックも忘れずに!

子猫といえども、走り回るスピードは驚くほどの速さです。その上すばしっこいので、ちょこまかと動き回ってしまい捕まえるのは部屋の中でも一苦労。そのように運動神経のよい猫が外に出てしまったら・・・そうです!捕まえることはとても困難です!家の中で生活をしていた猫は、外の世界で生き抜くことは大変です。子猫などは生きていくことが難しいため、再び手元に戻ることがないかもしれません。

窓のサッシはなるべく鍵をかけるようにして、猫が自分で開けないようにしておきましょう。網戸の網などに痛みがある場合は、新しく張替えておく方が安全です。網戸も猫が自分で開けてしまうことがあるので、鍵などを付けて開けられないように工夫しておくことが大切ですよ!

何を準備すればよいのかわからない場合は

初めて子猫を迎え入れる場合は、準備の方法などがよくわからないと思います。我が家のように猫と生活を続けていても、子猫との生活は久しぶりということもあると思います。我が家でも子猫用に必要となる準備に詳しいわけではなかったので、迎え入れるまでに全ての準備を整えることができませんでした。

初めて猫と生活をする人は、インターネットで検索するといろいろな情報を見つけることができますよ!我が家でも久しぶりの子猫との生活になるため、インターネットを利用して様々な情報を得ることができました。

また、保護猫団体のスタッフの方なども、わからないことは気軽に相談した方がよいでしょう。自分の知識だけで子猫を迎え入れるよりも、多くの情報を得ながらお世話をしてあげるほうがメリットが大きくなります。