子猫と新しく生活をスタートする時には・・・何でも初めてです!
生まれたばかりの子猫にとって全てが初めてです!
「これはなんだろう~??」の連続です!
生まれたばかりの子猫にとっては、見るもの聞きもの何もかもが初めての連続でした。それは当たり前のことで、人間でも生まれたばかりの赤ちゃんは何もわかりませんよね!
保護猫団体の施設内では、昼間は室内で遊ぶことがあったということですが、生活のほとんどはケージの中だったという説明です。大きい方の子猫は離乳食以外にカリカリを食べ始めていたということですが、他の猫と一緒では自分の分まで食べられてしまうため、ケージの中での生活することが必要です。小さい方の子猫は月齢が短いため、まだ了解しました。離乳食を食べ始めたばかりという説明でした。
すぐにキャリーバッグから出すのはやめた方が無難です
このような生活をしていた子猫たちなので、我が家に連れてきてからキャリーからすぐに出すことはさけることに。私たちも同じですが、初めて訪れた場所や部屋の中などに行くと緊張することが少なくないはずです。すぐに動き回るようなことなどはせずに、辺りを見回しどのような場所なのかを確認していきます。
私たちが二人にした方法は、リビングの中に連れてきたらキャリーバッグの扉をゆっくりと開くことです。キャリーバッグのような狭い空間にいると、猫の気持ちが落ち着き休むことができるそうです。体の具合が悪い時に狭い場所を探し休むのもこれと同様で、自宅の到着したばかりの二人もキャリーバッグの中が安心できたのか、リビングに到着した時にはぐっすりと眠っていました。
眠っている二人を起こしキャリーバッグから出してしまうと、驚いてしまいパニックになる恐れがあると考えたため、ゆっくりと扉を開くことにしたのです。
子猫だけではなく大人の猫も同様です
初めての場所で緊張するのは、子猫だけではなく大人の猫も同様だと思います。むしろ、生活経験が長い大人の猫の方が、初めての場所や人間などに対する警戒心が強いため、気をつけることが必要でしょう。
子猫を驚かせないように!
ケージの中などで元気に動き回り楽しそうに遊んでいる姿を見ていると、自分の家などに連れてきてすぐに部屋の中に出しても大丈夫だろうと考えてはいけません。見るもの聞くもの全てが初めてなので、いきなり部屋の中に出したらパニックになってしまうかもしれません。
我が家では、寝ている二人を起こさないように気をつけながらリビングまで連れて行きました。ゆっくりと慎重に歩き、ソォーっとリビングの床にキャリーバッグを下ろしました。中を確認すると、二人は気持ちよさそうに寝ています。思わず手を伸ばしなでてあげたい気持ちをぐっとこらえ、そのまま様子を見ていることにしました。
初めて見る場所は子猫もドキドキ
初めて見る場所は、元気に遊びまわる子猫もドキドキしているようです。リビングでキャリーバッグの扉を開けても、なかなか外へ出てきません。まだ寝ているのかと思いましたが、キャリーバッグの中にいる二人は目を丸くして起きていました。
クッキーとシーにとって我が家のリビングは、当たり前ですが初めて来る場所です。キャリーバッグの中で「ここは一体何処なんだろう??」と、様子を確かめるように部屋の中を見回しています。目をまん丸に見開きながら、自分たちが今いる場所の情報を探っているようにも見えてきます。
無理やり引っ張り出すのはやめましょう!
この時に気をつけた方がよいのが、かわいい子猫が部屋の中を走り回る姿を見たいからと言って、すぐにキャリーバッグの中から引っ張り出すことだと思います。好奇心の塊のような子猫ですが、警戒心も意外と強いので無理強いはやめておいた方がよいでしょう。キャリーバッグの中から無理やり出されてしまうと、恐怖心が強くなり怖い場所だと感じてしまいます。
私たちが子猫たちのために選んだ方法は、二人がキャリーバッグの中から自分で出てくるまで待つという方法です。「なんだ!それが方法か?」と思うかもしれませんが、二人に任せるのが一番よい方法だと思いますよ!
しばらく待っていると、大きい子猫の方が先にキャリーバッグの中から出てきました。出てきても走り回るようなことはしないで、リビングの中を恐る恐る歩き回っています。ニオイを嗅いだり噛みついたりしながら、初めて来た場所の情報収集をしていました。
大きい方の子猫が出てからしばらくすると、小さい方の子猫もキャリーバッグから出てきました。小さい方の子猫も同じようにリビングの中を探検し、一通り確かめてから寝てしまいました。先に出た子猫の方を見てみると、小さい子猫と同じようにクッションの上で寝ています。寝ている顔を見ると、安心しているように見えました。
焦らないことが大切です
子猫が安心するまで時間をかけて
起きてからの二人は、初めての場所とは思えないような元気さで走り回りました。気になる場所にジャンプしたり、クッションに噛みついたりと、見ている私たちまで楽しくなってきます。この後二人の大バトルが始まるのですが、すぐに二人は我が家を安心できる場所だと思ってくれたようです。
すぐに子猫と遊びたいからと言ってキャリーバッグから無理に出してしまうと、安心できる場所だと思ってくれるまで時間がかかってしまいます。大切なことは、子猫に場所を確認するための時間をあげることです。部屋中を探検させてあげれば、時間はかかりますが緊張した気持ちが静まると思いますよ!