思春期ニキビと大人ニキビ
思春期ニキビと大人ニキビ
ニキビと聞くと
「中学生や高校生のころにできるものでは?」
と考えてしまう人もいます。
でも、
「え?何で今ごろできるの?」
と不思議に思うような時期にできることもあります。
ニキビは思春期にできるものではありません。
大人になってできるもので、
女性では約半分の人
男性では約4分の一の人
で、大人ニキビができています。
思春期ニキビって?
10代の思春期の時期にできるニキビを
思春期ニキビと言います。
10代は、体の成長期で皮脂が
とてもたくさん分泌されています。
皮脂の分泌が過剰になってしまうことが
思春期ニキビの原因です。
思春期の時期は毛穴が小さいため
皮脂が詰まり、アクネ菌が繁殖してしまいます。
そのため、ニキビができやすくなるのです。
20代になると、ホルモンバランスが
10代のころよりも整ってきます。
すると、
思春期ニキビはできにくくなってきます。
大人ニキビって?
思春期の時期を過ぎ
大人になってからできるニキビを
大人ニキビと言います。
大人ニキビの原因は
不規則な生活、睡眠不足、飲酒や喫煙
生理や体調不良、ストレス、化粧品
など、様々なことが要因になっています。
一人ひとり原因が違うため
要因の全てをなくすことは難しくなります。
思春期ニキビと大人ニキビの違い
思春期ニキビと大人ニキビは
ニキビのできる原因以外にも
できてしまう場所にも違いが見られます。
思春期ニキビは、皮脂の分泌が多くなる
額、鼻、頬
などに多くできます。
大人ニキビは、顎、首筋などに
多くできます。
思春期ニキビと大人ニキビの対策
思春期ニキビは、皮脂の分泌が過剰になり
できることが多くなるので
皮脂の量と適度な水分量にすることが
大切になります。
大人ニキビは、生活習慣やストレスなどが
原因になってできてしまいます。
そのため、規則正しい生活、偏りのない食生活
などが大切になります。