しあわせの扉

毎日起こる何気ない出来事をお伝えします。

身長が伸びやすくなる時期

ずいぶん大きくなった

今年小学6年生の姪っ子が

夏休みが始まってすぐ我が家に遊びに来ました。

姪っ子と会うのは久しぶりで

春休みが終わった4月以来です。

遊びに来た姪っ子を見た時に驚いたのは

「身長がずいぶん伸びた。」

ということです。

4月に会った時は

身長が130センチメートルほどしかなく

私の肩くらいの高さでした。

しかし

久しぶりに会った姪っ子は

身長が5センチメートルほども伸びていました。

大きくなったことを自慢しながら

夏休みの終わりころまた来ると約束をして帰っていきました。

 

また大きくなっている・・・

姪っ子は約束通り

夏休みの終わりころにまた遊びに来てくれました。

1ヶ月くらいしか経っていないので

今度はあまり大きくなっていないだろうと考えていました。

ところが

この1ヶ月くらいでまた2センチメートルほど身長が伸びたそうです。

「子供の身長の伸び方はすごいね。」

と家族に話をすると

「お前だって子供のころ夏休みに伸びたじゃないか。」

と言われました。

 

自分のことを思い出してみると

言われてから思い出しましたが

私も小学生の夏休時に身長がかなり伸びていました。

夏休み前には前から3番目だった順番が

夏休み後には真ん中くらいまで後ろに下がっていました。

そのため

友達や先生にずいぶん驚かれてしまいました。

 

子供の身長は夏休みに伸びる

姪っ子も私も

同じ夏休みに身長が伸びました。

これには何か理由があるのではと思い

調べてみることにしました。

そこでわかったことは

子供の身長は

夏休みごろが伸びやすくなる時期だということです。

人の身長は

季節によって季節によって伸び方に違いがでてきます。

四季のある日本では

小学校や中学校が長期休暇に入る夏の時期が

一年の中で一番身長が伸びやすくなります。

そのため

夏休みが明けて久しぶりに会うと

驚くほど身長が伸びている友達がいたのです。

 

身長を伸ばす成長ホルモン

人間の身長を伸ばすために必要になるのは

成長ホルモンの分泌です。

成長ホルモンは

一日の中で睡眠中に多く分泌されています。

睡眠の中でも

眠り始めた最初の3時間に多く分泌されています。

しかし

睡眠をすれば同じように分泌されるのではなく

睡眠をしている質によっても

分泌される成長ホルモンの量は変化していきます。

成長ホルモンは

ぐっすり深く眠った時に

たくさん分泌されるようになります。

 

セロトニン

良質な睡眠となる深い眠りにするためには

セロトニンと呼ばれている物質が必要になってきます。

セロトニン

太陽に当たることで分泌される量が増えていきます。

小学校や中学校が夏休みになる夏の時期は

他の季節よりも太陽の日照時間が長くなります。

そのため

日照時間が長くなる夏は

他の時期よりもセロトニンの分泌が増えていきます。

この時期は

子供の夏休みと重なっています。

そのため

夏休みの期間中に身長が伸びる子供が多くなっているのです。

 

この時期に身長を伸ばすためには

夏休みは

身長を伸ばしやすい時期ですが

気を付けなければいけないこともあります。

それは

夏は気温が高くなるので大量の汗をかくことが多くなります。

大量の汗と一緒に

カルシウムも体の中から外へ排出されてしまいます。

カルシウムは

身長を伸ばすためには欠かすことができません。

体の中のカルシウムが不足してしまうと

身長が伸びにくくなってしまいます。

そのため

不足しがちになるカルシウムを補給することが大切になります。

この時

ミネラルも一緒に補給すると夏バテ防止の手段にもなります。

 

適度な運動と十分な睡眠

身長を伸ばすためには

カルシウムなどの補給だけではなく

適度な運動も必要になってきます。

夏休みの期間に

多くの学校で開催されているプールは

無酸素運動有酸素運動を同時にすることができます。

成長ホルモンを盛んに分泌させられる全身運動が

水泳などをすることによって手軽にできるので

身長が伸びやすくなっていきます。

夏休みの期間に

適度な運動と不足しがちな栄養の補給と十分な睡眠を取るようにすると

他の時期よりも身長が伸びやすくなってきます。